なぜ美容師が必ず「髪を乾かしてくださいね」と言うのか?
簡単に言うと「痛むから」です。
なぜ痛むのかって言うところを知らないと「なるほど乾かさないと!!」にはならないですよね!
今日はそんなお話です。
まず初めに《髪は水が嫌いです。》
水分が要らないと言うわけでは無く、必要以上には要らないと言う事。
髪の毛の丁度良い水分量が11〜14%でこれより少なくても多くてもダメなんです。
しかしカラーやパーマなどで髪が痛むとその水分量を留めておくことが難しくなります。
髪を触った時にぱさぱさやザラザラするのはその水分量より少なくなってしまったからなのです。
子供の髪の毛がサラサラツヤツヤなのはダメージが無く髪の毛の水分量が一定に保たれているからなんです!健康な髪は水分量を調整することができるのです。《疎水》
そして次にph(ペーハー)です。
良く弱酸性とか聞きますよね!そのとうりで髪は4.5〜5.5の弱酸性が健康な状態なのです。
そしてみなさんがやられているパーマやカラーはアルカリ性の施術になります。
ですから美容室でカラーのお流しの時にちゃんとphを戻してくれているお店と、ただシャンプーしているお店は、ぱっと見た目はそんなに変わらなくても、天と地の差が出てくるのです。
ではサロンでちゃんとphを戻してくれればいいのではないか?
わたしたちがどうこうできないじゃない?
それは間違いなんです!!!
みなさんが使っているお水のphをご存知でしょうか?
基本中性なんです。
??
だから??
弱酸性よりややアルカリに近いんです。
その水が髪に含まれている状態が続くとせっかく弱酸性の髪がアルカリによっていってしまうのです!
だから早く乾かすことが重要なのです!
では、傷んでしまった髪を綺麗に見せる、また修復するにはどうしたら良いかってことになりますよね。
それがトリートメントなんです。
そのトリートメントをちゃんと髪の毛の構造と仕組み(これは話すとすごく長くなるのでまた今度)をしっかりわかっている美容師がするトリートメントとわかっていない美容師がするトリートメントでは仕上がりにかなりの差が出てくるのです。
だいぶ長くなってしまったのですが、カラーやパーマなどで傷んでしまっても、これらをしっかりすることで、カラーの色持ちやパーマの持ちが全然違うのです。
それでは質問です。
お家で髪を弱酸性にしたい時どうすればいいと思いますか?
台所にある物を使います、、、、
そう、《お酢》です。
でも臭いがきついのでレモン汁の瓶に入っているやつでいいです。
毛先から中心にシャンプーの後少し付けてからいつものインバストリートメントをしてみてください。
だいぶいつもと違うしあがりになりますよ!
今回なぜ難しい話を少し出しながら説明したかと言うと、世の中ネットで調べようと思えばいろいろ調べられますが、ネットで出ていることが全てではないので、専門家に質問をどんどんしてほしいと思ったからです!
本当に些細な事でも良いので美容師さんに髪の事はなんでも聞いてください。
僕もまだまだ勉強しないといけないなと思っています!
専門職であるからには専門家でなくてはならないですからね!
これからも頑張って勉強したいと思いますので、どしどしお店で質問してくださいね!
メガネとーちゃん永都晋
川越駅西口・キッズスペース完備
美容院CORONA(コロナ)